非意味、世界、その不思議a

虹粒子a






どうでもいーけど
どうでもよくないーィ

それは、どういう、ことォ〜?
それは、どういう、コトォ〜???

と、ある日ひみちゃんが歌っていました。
これは実話です。
ひみちゃんは、本気で歌っていました。

だって、この世界。
どうでもいいけど、
どうでもよくないのです。

それは一体。
どういうこと。

虹粒子b
不思議です。
この世界は、ヘンなんです。
一読者さんの葉書にそう書いてありました。
ほんとほんと。
ほんとにそうです。

この現象。
たとえばこの感情、思考、肉体、出来事、
すべては掴みどころがありません。
この世界、掴みどころが、ありません。
とどまるものが、ありません。
それなのに、人は懸命に、
その掴みどころがないものを頼りに
生活しています。
本気で泣いたり、怒ったり、笑ったり
しています。




変



虹の粒子a

この世界は、どうでもよいのです。
どうでもよいほどに、何でもありです。
何でも、どうでも、いいのです。

そして、それ故に、
またはそれ故というわけでもなく、
どうでもよくない、を生きることができます。




虹粒子b



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